子育てハッピーアドバイス
(以下本文)
- 作者: 明橋大二,太田知子
- 出版社/メーカー: 1万年堂出版
- 発売日: 2010/06/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 8人 クリック: 50回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
- ほめるとは、子供を評価することではありません。子供の頑張り、成長を見つけて、その喜びを伝えていくことです。叱るとは子供に腹を立てることではありません。子供が自分も他人も大切に出来るように、一つずつ教えていくことです。
- 子供をほめて伸ばすというと、褒めることが子供を伸ばす手段みたいですが、大切なことは子供の気持ちに共感すること。
- 手のかかる子はとっても良い子です。マイナスの気持ちをきちんと受け止めてもらった子は自己肯定感が育まれ、次第に勘定のコントロールができるようになります。
- 褒め方
- できた一割を褒めていけば子供はぐんぐん元気になります。
- やらないときは放っておく。やったとき、すかさず褒めるのがいいんです。
- どうしてこのくらいできないの!が、あらできたじゃないに変わる魔法があります。
- よその子と比較するよりも、その子が、少しでも成長したところを、見つけていきましょう。
- こんなタイプの子は、時には失敗を褒めましょう。
- ありがとうは最高の褒め言葉です。
- 叱り方
- 叱るときは子供を止めて、目を見て、短い言葉で。
- 大好きが伝わるための三つの大切なこと。
- 人格ではなく、行為を叱る
- ちゃんと理由を伝える。
- してはダメ、ではなく、〜してね。
- この一言を添えると、注意を受け入れやすくなります。
- あなたメッセージではなく、私メッセージで。
- 子供は言っても言っても同じ失敗をするものです。
- それは本当に叱るべきことなのでしょうか。
- 私たちは意外と叱るべきではないこと、叱っても仕方がないこと、叱らなくていいことを叱っています。それは大きく分けて二つあります。
- まだ分かる年齢になっていない
- 例えば、一歳くらいまでの子供は、自分の気持ちは分かっても、他人の気持ちを知ることはできません。状況を把握することもできません。ですから、この時期の子供にルールを作って守らせようとしても、無理な話です。それより、子供が危ない目にあわないように大人が環境を整えることが中心になります。
- 1、2歳の子供は、親の言葉や指示をだいぶ理解できるようになります。ところが、それに従うことはできません。一歳半を過ぎると何かにつけて「イヤ」「ヤダ」というようになります。これは自我が芽生えてきたことで、子供の心が成長してきた証です。この時期に大切なのは、叱るというより、状況を言葉で説明することです。「これはアチチだよ」「危ないからナイナイしようね」などです。
- 2歳を過ぎると、子供は相手の言っていることを理解できるだけでなく、自分の意思をかなり上手に伝えられるようになります。親の言うとおりにしたり、指示にきちんと従ったりすることは難しいですが、先の見通しを持たせると少しは我慢できるようになります。ただ、他の子と上手に関わることはできず、わがままを言ったり、人の物を取ったりします。決められたルールに従えるようになるのは、もう少し先のことですが、ダメなことはダメとつたえ、「順番だから次にしようね」など、見通しをもたせて話すことが大切です。
- 三歳を過ぎるころから、子供はようやく、少しずつルールを守れるようになります。そこで親は、何が正しい行動で何が悪い行動なのか、どうしていけないのかを一緒に考えて繰り返し教えることが大切になります。
- ですから、大声を出して勘定をむき出しにしてでも叱らなければならないことは、自分を傷つけることと、他人を傷つけることこの二つしかないと思います。自分を傷つけるとは、車道に飛び出す、危険な場所で遊ぶなど。他人を傷つけるとは、暴力とか、火遊びなどです。
- 親にとっては困ったことだが、人に迷惑をかけるほどではないこと
- まだ分かる年齢になっていない
- 私たちは意外と叱るべきではないこと、叱っても仕方がないこと、叱らなくていいことを叱っています。それは大きく分けて二つあります。
- 叱らないで良くない行動を止めさせる方法
- 目先を変える
- 良くない行動は取り合わない。
- もう少し年齢が大きくなって、子供が構ってほしいために、わざと悪いことをする時があります。そういう時に叱ると、よけいぐずったり、ギャーギャー言ったりして、どんどん悪循環になり、子供もなくし、親も泣きたくなることがあります。そんなときは、悪い行動をしている間は取り合わない。無視する。そうすると子供もつまらなくなって、止めることがあります。やめたらすかさず、止めてくれてありがとうと伝える。良くない行動はしない方が構ってもらえるし、気持ちがいいことを学んでいくのです。
- 作者: 明橋大二
- 出版社/メーカー: 1万年堂出版
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: 単行本
- 購入: 18人 クリック: 119回
- この商品を含むブログ (133件) を見る
- いうことを聞かない子どもは、自分の意思をちゃんと持っています。何事も動作が遅い子供は、物事にじっくり取り組むタイプかもしれません。やんちゃな子供は、元気をいっぱいもっています。おとなしい子は、人の気付かないことにも気がつく、敏感なところを持っています。
- 大きくうなずいて「そうか、そうか」と言って聞く。
- 甘やかすと甘えさせるはどう違うのか。
- 甘やかす
- してはならない。過干渉、過保護ともいって、大人の都合で支配すること。
- 甘えさせる
- よいこと。必要なこと。子どものペースを尊重すること。
- 甘やかす
- 10才以下の子どもがあまり甘えてこない時は、接する時間を増やしたり、スキンシップを増やしたりした方がいい。
- 叱っていい子と、叱っていけない子がいる。
- 叱っていいタイプ
- 情緒安定タイプ
- おおらかタイプ
- 叱るのに注意が必要なタイプ
- 気が小さい子
- 意地っ張りタイプ
- 叱っていいタイプ
- サンドイッチ法
- まず子どもを認める
- 次に注意する
- 注意した後に、もう一度認める
- 作者: 明橋大二,太田知子
- 出版社/メーカー: 1万年堂出版
- 発売日: 2007/02/08
- メディア: 新書
- 購入: 3人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
- 10歳までは徹底的に甘えさせる。
- 子育てに自信がないのが、普通なのです。
- 仕事から帰って、5分でも10分でも、一緒にいる時間があるなら、その時間を大切にしてください。
- 子どもが反抗するのは、ちゃんと育ててきた証拠で喜ぶべきことです。
- 子どもには、どんどん失敗させましょう。
- 兄弟げんかには親は立ち入らない、子ども同士のけんかにも親は立ち入らない。
- 夫が心がけること
- 妻から一度、言われたら、ちゃんとやる。すぐに対応する。妻が困っているときは必ず相談に乗る。
- 子どもを守ろうとするなら、まず、それを支えているお母さんを守らなければなりません。
- 子どもの人生は子どもの人生、親の人生とは別です。
- 不幸は決して絶対的な不幸ではなく、どんな場合でも、幸せに転じ変わる可能性を持っているということです。
- 作者: 明橋大二,太田知子
- 出版社/メーカー: 1万年堂出版
- 発売日: 2006/09/06
- メディア: 単行本
- 購入: 12人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (33件) を見る
- 反抗は自立のサイン。いたずらは自発性が育ってきた証拠。あまりにも、叱ったり、止めたりし過ぎると、子供の自立心を奪ってしまいます。
- 子供の話をしっかり聞く。たとえ親にとって都合の悪いことでも、正しいことはちゃんと認める。
- 出来るだけ手出し、口出しはしない方がいい。
- 子供の揺れにつきあう。
- かんしゃくは子供の成長過程で、通らなければならないもの。
- わがままと決めつけず、子供の気持ちをくんでやる。
- 作者: 明橋大二
- 出版社/メーカー: 1万年堂出版
- 発売日: 2007/03/13
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
- 子どもとの約束は守ろう
- 本当に心配なことは、きちんと向き合って、しっかり注意しよう
- 子どもに、なるべく「ありがとう」を言おう
- 子どもが10代になると、甘えと反抗の行ったり来たりが、とても激しくなる。
- 10代に反抗するのは、子どもの心が健全に育っている証拠です。
- 助けを求めてきたら、しっかり受け止める。
- 作者: 明橋大二,太田知子
- 出版社/メーカー: 1万年堂出版
- 発売日: 2007/11/07
- メディア: 単行本
- 購入: 16人 クリック: 99回
- この商品を含むブログ (66件) を見る
- 子供が生まれたらお父さんに出来ること
- 出来るだけ早く帰る
- 自分のことは自分でする
- お風呂に入れる
- 夜泣きをあやす
- おむつをかえる
- 父親がしかるべき時にきちんと叱る
- お母さんがヒステリーになるのは、母親の性格というより、父親が子供を叱らないために、叱る役まで母親に回ってしまっていることが大きいのです。
- 母親の苦労をねぎらい、感謝の言葉を述べる
- チエミの前で褒める
- 男と女では話をする目的が少し違うことを知っておく。妻の話を聞くときは、用件がどうかというより、まず気持ちを十分聞いて、分かってあげる必要があるのです。