ユダヤ式学習法
- 作者: 坂本七郎
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2009/05/01
- メディア: 単行本
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- 「ハブルータ(対面学習)」とは、学生が二人一組になり、お互いに勉強したことを「教えあう」という学習法
ステップ
- 1 勉強以外の話題で子どもの話を聞いていく(この段階では、勉強の話題には触れない)
- 子どもの口から愚痴や悩みが出る
- 2 勉強の話題を入れながら子どもの話を聞いていく
- 子どもの口から勉強の悩みや不安が出る
聞き方3か条
- 笑顔で・楽しく・目を見て・うなずく
- 子どもの言葉に共感する
- 話させる
具体的方法1
- 最初は週3、4日くらいから曜日を決めてやるのが良いでしょう。
- 最初は20分から始める
具体的方法2
- 役割設定・禁止事項(早口・省略禁止)を子どもに伝える
- お母さんに説明するのではなく、1学年下の子に教えるつもりで説明してね。だから早口と説明の省略は禁止します。
- 相手が自分の親である場合、子どもはつい早口になってしまったり説明を省略しようとしてしまいがちです。
- まずは何も見ないで説明してもらう
- 次にノートなどを見ながら説明をしてもらう
ポイント
- 子どもは話の組み立て方が分からないから説明が長続きしないのです。そこで最初のうちは、次のようなステップで説明を引き出していくように心がけてください。
- 授業の目次をつくる
- それぞれの項目について同じように説明させる。
- 待つことが子どもの説明能力を高める。
- 子どもの分かったにだまされるな。
- 物語分は流れを追いかけよう
問題集
- 問題集の問題を解く
- 丸付けをする
- 間違えた問題のみ解説を読み、解き方を理解する。
- 間違えた問題をユダヤ式で説明させる。
その他
- 勉強への意欲は過程で育てるもの
- 家族全員がリビングなどの1つの部屋に集まり、テレビを消して、みんなでいっせいに読書や勉強する時間をとる。
- 子どもの質問から逃げない
- あなたが料理をしているとき、子どもが分数の計算が分からないという質問をしてきました。そのときでも、「いま料理を作っているから、あとでね」と言ったり、「お父さんに聞きなさい」と質問をかわしたりしない。