壁を破る言葉

壁を破る言葉

壁を破る言葉


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(以下、内容)



限界は考えない。人間は、はじめから限界のふちに立たされているんだから。



まっさらな目をもて!そして目的を捨てろ!



下手のほうがいいんだ。笑い出すほど不器用だったら、それはかえって楽しいじゃないか。



いつも言っていることだけれども、芸術はきれいであってはいけない。うまくあってはいけない。ここちよくあってはいけない。それが根本原則だ。



いつも危険だと思うほうに自分を賭ける。それが生き甲斐だ。



極端にいえば、わざと破滅につながる道、死に直面する道を自分で選んできた。



昨日すでにやったこと、人のやったことと同じことをやるのでは、まったく意味がない。



同じことをくりかえすなら、死んでしまえ。



もし自分の敵があるとすれば、画商や批評家や、画壇なんてものじゃなくて、自分自身なんだ。



人が「あらいいわねえ」なんて言うのは、「どうでもいいわね」と言ってるのと同じなんだよ。



認めさせたい、と激しく思う。と同時に認めさせたくない、させないという意思が強烈に働く。



ゴッホは美しい。しかしきれいではない。ピカソは美しい。しかし、けっしてきれいではない。



もっともっと悪条件のなかで闘ってみることだね。



僕のコミュニケーションに対して賛成でも反対でもいい、応じてくれる人ぜんぶが、僕の友達だ。



人間の運命というものは、99.9%が成功しないのだ。成功者でないほうがより人間的な運命だ。