下流社会マーケティング

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(以下内容)



これからは「中」が減少して、「上」と「下」が増加する。「中」を狙った製品だと「上」と「下」がついて来ない。つまり「すごく高い」か「すごく安い」製品しか売れない。



高度経済成長では大量生産によって生活に最低限必要なもの(低次のニーズ)を満たす時代だったといえます。しかし現在は健康、安心、安全、幸福等、高次のニーズが求められる時代となっている。



1955年体制

  • 高度経済成長
  • 飢餓と貧困からの脱出のための物質的生活水準の向上
  • 国富の拡大と平等な分配=中流
  • 大量消費
  • 人口の増加、若い労働力の増加
  • 都市郊外化
  • 若い核家族の増加、大家族の減少
  • 結婚件数の増加、子供は二人

「2005年体制」

  • 高度成熟
  • 物質的豊かさの維持と精神的安心感の保証
  • 国富の維持と所得格差の拡大=階層化
  • 最適消費
  • 人口の減少、若い労働力の減少
  • 都心回帰
  • 若い核家族の減少、中高年世帯の増加、単独世帯、夫婦のみ世帯の増加
  • 未婚者の増加、晩婚化子供は1.25人
  • 今後の経済成長によって増える国富が55年体制のように国民に均等に分配されない時代になるという予感が国民に広がっている。

「人口」

  • 1900年-4000万人
  • 1950年-8000万人
  • 2000年-1億2000万人
  • 2050年-8000万人
  • 2100年-4000万人?