「東大医学部生が書いた頭がよくなる勉強法」

頭の良さは平等である。
世間で頭が良いといわれる人は、
頭の使い方を知っているということであって、
頭が良くなりたければ、その人たちのやり方を学べば良い。



僕は自分で自分のことを頭が悪いと思うが、
だからこそ、頭の使い方をもっと勉強しないといけないと感じている。
まあ、本当に頭が良い人っていうのは実際にいて、
その人たちには到底勝てるわけもないが、
少しでも、たとえ1cmでも近づければ、
惨めな死に方をした父の汚名を晴らせるのではないか、
と考えたりもします。



東大医学部生が書いた頭がよくなる勉強法

東大医学部生が書いた頭がよくなる勉強法



頭がいいとは、「脳のつくり」でもなく、
「遺伝的な素質」でもなく、
「生まれ育った環境」でもなく、「運命」でもない。



「頭のよさとは「問題設定と問題解決の能力」である。」と定義して、
そこから全ての理屈が発展していく。



まず、頭をよくする出発点は、
「どのような自分になりたいか」を明確にイメージすることと説く。
そのためには「どのような自分になりたいか」を
SMARTのフレーム基づいて思考する。



S=Specific(具体的である)
M=Measurable(計測が可能)
A=Agreed upon(自分がやりたいと思っている)
R=Realistic(達成が現実的である(50%以上))
T=Timely(期限が明確)



まあ学べるところは、とにかくその時間効率の意識。
そのためには「時間のプレッシャーをかけること」。
「どんな作業も期限を決めて
「これは1時間で終わらせるぞ」というようにするのです。」



「私は、勉強をするときも、仕事をするときも、テレビゲームをするときでも、チラチラと時計を見る癖がついています。「あ、2時間でこれしか進んでいないな」とか「たった20分でこんなにできるのか」などと考えながら作業することで、最適な時間の使い方を模索できます。
 時間がかかりすぎる作業はいったん中断して、作業のやり方を工夫しますし、思ったより早く作業が進んでいれば、作業の進捗予定を前倒しにしたり、余暇の時間を増やしたりします。こうして自分の生産性を計測することが次の改善につながります。」



加えて「仕事に応じて時間帯を選べ」という主張も有用。



「朝起きてから2から4時間後に、頭脳の働きは非常に活発になります。一方、午後2時から3時頃は、人間の理性的な思考能力はドンドン低下していきます。(中略)夜は理性的な活動は低下しますが、その分、感情が豊かになります。」



追伸



論理性を持つ人間は「考えを深めていく」という意味で縦軸にとり、
イデアを持つ人間は「物事を組み合わせるスキルに長ける」
という意味で横軸にとる区分は、当たり前と言えば当たり前だが、
分かりやすく有用。