「イチロー×矢沢永吉 英雄の哲学」

イチロー×矢沢永吉 英雄の哲学

イチロー×矢沢永吉 英雄の哲学



矢沢永吉さんとイチローの対談本。



100%イチロー目的で購入したところ、ほとんどの部分で、矢沢永吉さんが喋って、イチローが聞き役に回っていた。後半では、徐々にイチローの喋る部分も増えてくるのだが、もう少し、イチローが喋って欲しかった。と、イチロー目的で買った私は、個人的に思う。



得たものは、



飽くなき向上心と、



自分を追い込み続けることが、



いつまでも「現役な」自分を創るということ。




それを示すような、心に残った台詞3つが以下。



イチロー「人生の選択として、楽な道と苦しい道があったとしたら、矢沢さんはあえて苦しい道を選んで、自分を追い込んでこられた。その姿勢があったからこそ、50歳を超えたいまもなお、第一線で活躍されている。そう感じました」



イチロー「特に、もがいてももがいても、なにを考えても、なにをトライしてもダメなときが、人生にはあると思うんですけど、そういうときこそ自分に重荷を課すということが必要だと思うんです。」



イチロー「近道はもちろんしたいです。簡単にできたら楽なんですけど、でもそんなことは、一流になるためにはもちろん不可能なことですよね。一番の近道は、遠回りをすることだっていう考えを、いまは心にもってやってるんです」



目次も興味深かった。



1、 人は現役であり続けなければならない
2、 人は子供のころの気持ちを忘れてはならない
3、 人は最高のレベルを求めなければならない
4、 人は未知のレベルを求めなくてはならない
5、 人は自己と向き合わなくてはならない
6、 人は変化をし続けなくてはならない