「抜く」技術


「抜く」技術

「抜く」技術


装丁が美しくて、不器用すぎる私には魅力的なタイトルだったので、手に取った。パラパラと見て、買い物かごに入れた。


最初に、力を「抜く」ことの必要性がひたすら列挙されている。その後、ヒット商品や著名人の成功例を挙げて「これは「抜く」発想があったから成功した」と結論付けていく。例えば「液晶テレビは、普通のテレビから後ろのデッパリを「抜いた」結果、ヒットした」などと言う。


そういう主張を読むと、0.5秒くらい「あーそうなんかな」と思うけど、ちょっと考えると「それって。。。なんか。。。当たり前。。。」と思ったりもする。個人的には、役に立たないし、読み返す必要もない。