北の零年
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2005/07/21
- メディア: DVD
- クリック: 31回
- この商品を含むブログ (64件) を見る
布団の上で出来ることといったら、本を読むか、ビデオを見るくらいしかない。「セカチュウ」の行定勲監督の作品。
吉永小百合さんの映画を始めてみたが、演技はうまいと思う。当たり前ですけど。
しかし。吉永小百合さんと言えば、テレビにはあまり出ないし馴染みがない、落ち着いているのでかなりお年を召しているように見える。だから、彼女は現在60歳というのを後で知って、意外に若いという感じがした。
で、相手役の渡辺謙さんは現在46歳、豊川悦司さんは43歳(意外)。実年齢では渡辺謙さんとは14歳差があって、豊川悦治さんとは17歳差がある。やっぱりその差はスクリーンにも現れていた。渡辺謙さんと「夫婦」っていう設定とか、豊川悦治さんと軽く恋愛的なタッチがあったりするが、その辺は。かなり厳しい。
最後のシーンは、吉永小百合さんが、出演者全員をバックにして(映像を見ているお客さんの方を向いて)長々と未来を語る。みたいな感じでした。吉永小百合ファンは喜ぶんだろうけど、特にそうでもない僕は不自然な感じを振り払えませんでした。
大半は面白かったし、よく出来てると思う。しかし。「超大物起用による制作のねじれ」みたいなものが時折垣間見れて、ひっかかる部分もあります。