河合隼雄「こどもはおもしろい」
- 作者: 河合隼雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/10
- メディア: 単行本
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文化庁長官、臨床心理士である河合隼雄さんが、実際の教育現場で創造的な教育を実践している先生方と対話している本。様々な先生が出てくるが、読んでいると、それらの先生に一貫しているのは、「子供に実際体験させて→その後で考えさせる」という教育。
実際に子供を持っていない私はいまいち実感が持てなかったけれど、まあ子供が出来たら、読み返したらいいのかな。というくらい。あまり河合隼雄さんの主張が出ていないこともある。繰り返して読むことで得ることが多いという本では、さほどない。
話は飛ぶが、子育てに関してジム・レーヤーはこう言っている。
「人間は、自分で作り上げたイメージの通りに生きていくものだ。有名な実験がある。小学生に向かって、あなたは落ち着きがなくて、覚えが悪い子だと言い続けると、実際その通りになっていく。つまり、将来自分がそうなる予言となるのだ。その逆に、子供は凄いことが出来るんだと言われると自分自身に抱くイメージも一変し、本当に凄いことをしてしまう。」
ジムレーヤー「ビジネスマンのためのメンタルタフネス」P132
私がもし子供出来たなら。
?挨拶
?体験させ、自分で考えさせる
?ひたすら褒める
というフレームで子育てをしよう。