超・投資勉強法
(以下本文)
- 作者: 松藤民輔
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/01/30
- メディア: 単行本
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- 「株式投資なんて冗談じゃない」「博打には手を出したくありません」もちろん、こういう人も少なくない。特に、日本人は投資よりも貯蓄を好む傾向が強いだけに理解できる。理解は出来るが、実は本人が気づいていないだけで、この行動は矛盾している。株式投資の好き嫌いに関わらず、日本国民はすでに株式投資に巻き込まれていることに気づかなければいけない。たとえば、ほとんどの人が金融機関にお金を預け、生命保険をかけていると思うが、これらの会社はどのようにして経営をしているのか。顧客から預かった資金を、株式投資や国債、米国債に回しているのである。
- 証券会社に狙っているのは、大口の株取引が出来る機関投資家だよ。個人でも、医者とか弁護士といった金持ちが相手だよ。君のような客は、窓口ではゴミ投資家と呼ばれているんだよ。
- 一日26時間以上勉強する人が投資では成功できる。
- 知人のファンドマネジャーなど、「日経平均株価が4000円台に突入する」と経済誌でかきながら、8000円台になった途端、銘柄を問わずに買いまくっている。
- だが、東京市場を見れば分かるが、ここまで下落すると、いまやどこを見てもPER割安株だらけではないだろうか。
- 一番早く暴落する銘柄とは、一番早く暴騰・上昇した銘柄に決まっている。
- 最大の勝因は意外なようだが、もうけようと思わなかったことだろう。
- 待つことほど強い投資法はない
- 戦争やインフレになれば、物価は上がるから紙幣や債券といったペーパーマネーは価値が下落する。下手をすると紙屑同然になってしまうことすらある。なぜならば、預金や株式、債券と言ったものは発行体の業績や信頼性、格付けによって価値が決定されるからである。発行体が信用を失った瞬間に紙屑となる仕組みなのだ。それが経済のシステムである。