オシムの伝言


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オシムの伝言

オシムの伝言

  • 今、どうして彼にパスをした?悪くはないが、別のアイデアもあるだろう。
  • サッカーは人生と似ている。リスクを冒さなければ前身はない。
  • 失敗しないやつはダメだ。チャレンジしないでチャンスを逃すことこそ、最大の失敗なのだから。
  • オシム監督は、これまで指導したチームで一度も解任されたことがない。
  • ボールがないところでも走り、仲間に有利な状況を作り出す、目立たないが必要なプレー。
  • チームの監督も代表のやり方を参考にする。日本代表がスピーディでエレガントなサッカーをすれば、Jリーグ全体がスピードとエレガンスを身に着けようとする。逆に代表がただの蹴り合いの、つまらないサッカーばかりになれば、選手の方でも「それでもありなのか」とJリーグの試合がロングキックの応酬の大味なものになる。代表のスタイルは、その国のサッカーモデル(反映・目標)だ。
  • 代表選手というのは、みんな自分が日本で一番サッカーがうまいと思っているんだ。簡単にできるような練習をしてもつまらないし、進歩もない。もっと伸びてもらうためには、頭を使わないでどうする。
  • 過度の練習は不必要なだけでなく有害だと言っていた。
  • 選手はデリケートな存在で、ギターの弦のように少し触っただけで大きな音を出す。すぐに影響を受ける。傷つきやすい生き物なのだ。どんな変化にも敏感だ。ちょっとした変化がもとですぐに自信を失ってしまうのだ。
  • 90分間を敵味方22人で割れば、一人当たりのプレー時間はたった4分。86分はボール無しでいることになる。ボールは一個しかないので、だれか一人がボールを持てば、残りの21人は持つことはできない。
  • リフティングは、好きな子供にはやらせておけば良い。しかし一部の地域でやっている、30回連続で地面に落とさなければ10級とか、横並びで強制的にやらせる「検定制度」はいかがなものか。できなければ試合に出さないというようなコーチは、個性派の子供をサッカー嫌いにすると思う。それより対人練習で駆け引きのおもしろさを教える方がよっぽどいい、と筆者は思う。
  • 奇跡といっても、自然に起きるわけではない。奇跡がなぜ起きるのか、プロセスを研究する必要がある。毎日奇跡が起こるわけではない。奇跡を金でかうこともできない。入念に準備をした上でしか、奇跡は起きない。
  • ただし、オシムさんは頑張る(戦う)だけでは満足しない。戦わなければ前進しないが、ただ戦えばいいものではないと言う。結果ばかりではなく、サッカーではその内容も大事だ。結果ばかりではなく、サッカーではその内容も大事だ。
  • 敗北から学ぶ、負けて初めて前進できることがある。なぜ失点したのか、考えるべきだ。その場面で選手ひとりひとりが、自分がどこにいて、何をしていたか、思い出すべきだ。それはミスを繰り返さないためだ。
  • リスクを冒せ、失敗を恐れずチャレンジしろ
  • 目標を、さらに高く設定したらどうですか。選手が満足してしまわないように。練習から要求のレベルを上げ、厳しく鍛えてやってください。