チームリーダーの教科書
チームリーダーの教科書―図解 フジマキ流 アツイチームをつくる
- 作者: 藤巻幸夫
- 出版社/メーカー: インデックスコミュニケーションズ
- 発売日: 2005/02
- メディア: 単行本
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著者は伊勢丹のカリスマバイヤーを経て、
現在、福助・代表取締役社長の藤巻幸夫さん。
なお、言うまでもなく、
モルガンスタンレー元東京支店長、
藤巻健史氏の弟さんでもある。
まあそれは良いとして。chapter。
1準備
2編成
3ビジョン(志)
4戦略
5士気
6トラブル対処
7次リーダー育成
ビジョンという言葉は色んな本で使われるし、
もちろん分かっているつもりだったけど、なんかね、
「志」という日本語で説明されると、
「すごく」分かったような気がした。
結局、どんな場所にいても、
リーダーシップは発揮することが出来ることを、
改めて思い出し、
分からないことだらけの毎日だけど、
もっと主体的に取り組まないといけないな、
と改めて思わされた。
それは部下に対しても、同期でも、上司にも。
「「この人なら想いを理解してくれる」という上司をまずは必死で探し出せ。そしてこれはと思う人に腹を据えてアプローチせよ。」(P.18)
あと、「マーケティング」(ここでは市場調査という意味)
に対する態度も明確になっている。
「マーケティングというのは、リスクをゼロに出来る万能ツールではない。
本当に問われるのは、分析(市場調査)によって浮き彫りになったリスクを前に、リーダーのあなたが「この失敗が起きたら自分が責任を取る」という口にできるかということだ。
つまり、マーケティングの行き着く先とは、リスクをすべて取り除くことではなく、リスクへの覚悟を決めることである。」(P.52)
そして、
インフォーマル・コミュニケーションの大切さ。
これは大学時代にSから学んだことでもある。
とにかくリーダーシップとは、コミュニケーション。
したがって「聞くこと」の大切さも言うまでもなく。
追伸
最近、京大主席候補(6才下)と話してて、
彼があまりにも出世早そうなので、
「出世したら引き上げてください」
と、とりあえず
土下座する勢いで
お願いしておいた。
そしたら、リーダーの話になり、
「***さんの方がリーダーには向いてるかもしれませんよ」
「リーダーって
バカ殿の方が
うまくいきますから。」
褒められてる?