聞く技術
- 作者: 東山紘久
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この技術を身につけると、人間関係がゆっくりとじわじわと、でも確実に変わっていく。この技術を意識して2人の人に会った。久しぶりにあった友人には「癒された」というメールが返ってきて(びっくりした)、初めて会った人には「すごい話しやすい」と言われた。偶然かもしれないとは思ったが、2人に立て続けに言われたので、やっぱり変化があったのだと思う。
ゆったりと構える。
間と沈黙を大切にする。ゆったりと構えるのはこのためでもある。
うなづく。「、」では浅くうなづく。「。」では深くうなづく。
相づちを打つ。
反復する。
言い換える。
聞かれたことしか話さない。意見を聞かれたら、短く答えるか、「そうですね」と考えたふりをする。助言しない。励まさない。
否定しない。
尋ねない。
聞くのがしんどいくらいに「つまらなかったり」「自分のことばかりを」話をする人がいる。そんなとき、話を聞くのはかなりつらい。しかし、上手な聞き手は「話の内容」ではなく、「なぜその人はそのように考えるのか」に興味を持って聞く。
上記の三冊は聞くプロフェッショナルである臨床心理士の著作であって、具体的で有用な情報が入っているが、以下はいまいち。特に上の2冊は「聞く」ということを中心に置いている点で有意義です。
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「プロアナウンサーの聞く力をつける55の方法」は上記の2冊の焼き直しであり、上記の2冊のどちらかを参考にしているのは、間違いないと思う。
「なぜ人は話をちゃんと聞かないのか」は、一番上の3冊を抽象的にして、わかりづらくした印象しかない。
抽象的過ぎる。